WEBライター初心者はクラウドワークスやランサーズに登録するではないでしょうか。
WEBライターの仕事は探してみるとかなりありますが、、初心者を食い物にする悪質なクライアントが多いののも事実です。
WEBライターを始めた頃に一番気を付けたいことは、悪質な地雷案件に応募しないことだと思います。
地雷案件を受けてしまうと、
- 単価が安く、ほとんど稼げない
- クライアントからメールが返ってこない
- お金が安いのにやたらとダメ出しが多い
- クライアントの支払いが遅すぎる
- しまいにはクライアントからの連絡が途絶えてしまう
「ライターって稼げないじゃん……」
とモチベーションがかなり下がってしまいます。
しまいには、副業でWEBライターを諦めようとしてしまうかも…
ちなみに僕も初めてランサーズやクラウドワークスに登録して地雷案件に引っかかってしまい、ライターを1年間辞めた経緯があります。
この記事では悪質な地雷案件の見極め方を私の体験談を踏まえながら説明していきます。
限られた時間の中で効率よく収入をアップするには地雷案件には引っかからないことが大切です。
激安な案件はすぐにでもやめてしまって、新しい案件を探して月収アップを目指しましょう。
~目次~
悪質な地雷案件とは?

まず、悪質な地雷案件とはどんなものか説明します。
悪質な地雷案件とは、
「ライターを道具としか思っていないクライアント」
のことだと思います。
まだ右も左もわからない初心者ライターを激安単価で契約させ、記事を書かせるクライアントがいるんです。
後で詳しく説明しますが、「初心者歓迎」「一緒に成長しましょう」などという甘い罠で初心者ライターに激安単価で記事を書かせていきます。
悪質な地雷案件がどんな内容なのかは以下の通り。
- 文字単価が安すぎる
- 平気で納期を縮めてくる
- 急に明日までに書いてほしい記事があると言ってくる
- 文字単価が安いわりに修正がめっちゃある
- 連絡が取れなくなる
ただでさえ報酬が安いのに、納期を縮められたり追加記事を頼まれたりされたらスケジュールも組めないですよね。
クライアント側は「安くて高品質な記事」を書かせたいだけで、そこにはライターとのコミュニケーションや信頼関係の構築は必要ないのかもしれません。
地雷案件に引っかかってしまった過去
私は現在、副業でWEBライターをしていて、月5万以上を安定して8か月間稼いでいます。
日中はサラリーマンで、家族もいて、子供が寝静まってからの21時頃から作業しています。
しかし、WEBライターを始めたばかりの頃、地雷案件を3か月間やって「ライターって稼げないじゃん!」と思いモチベーションも一気に下がってWEBライターの道を諦めました。
その後、しばらくブログ運営をはじめて約1年……
「もう一度WEBライターをやってみよう!」
と思い、再び副業でWEBライターを始めました。
私が激安な地雷案件の記事を書いていた内容を下記にまとめました。覚えている範囲ですが…
- 映画・漫画・アニメサイト
- 2500文字以上
- 1記事500円で30記事ごとに契約更新
- 契約更新で1記事報酬50円アップ
- 書く記事のキーワードがころころ変わる
といった内容でした。
今、みたら単価安すぎですよね!
1記事2500文字以上で500円て…文字単価0.2円ですよ。
ここで注意したいのがポイントは2500文字以上です。
記事によっては3000字、4000字となっていくわけで、
3000字だと文字単価0.17円、4000字だと文字単価1.25円ですよ…
自分でもよく3か月間持ちこたえたなと思います。
私が記事を3か月書き続けている間にライターを辞めた人も結構いて、辞めた人の分まで私が記事を書いていました。もっと早く激安案件をやめておけばよかったなぁと思っています。
ライターを始めたばかりで悪質な案件に引っからないように見極め方がとても大事です。
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悪質な地雷案件の見極め方

クラウドワークスやランサーズに登録して仕事を探していたら、地雷案件がたくさんあります。
その地雷案件に引っかからないよう見極めが必要です。
悪質な地雷案件の見極め方を下記にまとめました。
- テストライティングが異常に安い
- 初心者にメッセージを送ってくる
- メールの返信が遅すぎる
- 募集要項が詳しく書いていない
- 本人確認ができていないクライアント
- クライアントの評価が低い
- スキルが学べるや初心者歓迎など ハードルを下げる言い回し
- 今頑張れば、報酬がアップするかもと引き留められる
順番に解説していきます。
もし、これは地雷案件かな?と思ったら、すぐに辞めてしまって別の仕事を探しましょう。
テストライティングが異様に安い
テストライティングが異様に安かったり、テストライティングは報酬なしで書かせるという案件は地雷案件かもしれません。
テストライティングは実際にライターがマニュアルに沿って記事を書き、クライアント側の意向に沿った記事を書けているのかを判断します。
いわば、ライターの実技試験のようなものですね。
テストライティングも立派な仕事で、採用・不採用問わずWEBライターは報酬を得る義務はあります。
テストライティングの報酬金額は応募した文字単価と相応もしくは、少し低い文字単価くらいが相場になります。
テストライティングを受けるまでの一般的な流れは
- 簡単な自己紹介
- 月に何記事書けるか
- 過去のライティング実績
を書いてクライアントに応募します。
いわゆる書類選考みたいなものですね。
クライアントが選考し、選ばれた人がテストライティング(実技試験)を受けるという流れです。
しかし、悪質なクライアントは、
- 1記事3000円の報酬に対してテストライティングは300円の報酬
- テストライティングの報酬なし
と平気で書いていることがあります。
この場合、テストライティングで一生懸命書いても不採用だとかなりショックですよね。
更に、不採用になった記事をそのままネットにアップするというかなり最低なことをするクライアントもいます。
ツイッターとかでも被害報告があがっているので、テストライティングの報酬が異様に安い場合は気をつけましょう。
初心者にメッセージを送ってくる
まだ実績がほとんどない初心者ライターにメッセージを送ってくるクライアントさんは注意したほうが良いです。
ランサーズやクラウドワークスに登録したばかりだと、プロジェクト案件はなかなか採用されないことが多いでしょう。
プロジェクト案件に採用されないという弱みにつけこんで、激安な地雷案件をメッセージで送りつけてくるクライアントさんがいます。
私もこの手の地雷案件に騙されたことがあります。
まだ経験が少ないライターに送られてくるメッセージは基本安い案件ばかりかなぁと思います。
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メールの返信が遅すぎる
案件に応募して契約するまでの間、テストライティングや契約内容の確認のため、メールでやり取りすることになると思います。
土日祝日以外でメールを送って2~3日以上返信がない場合、あんまりよくないクライアントかな?と疑ったほうが良いでしょう。
メールの返信があっても「遅れて申し訳ありません」などの謝罪文章がなければ、そのうち音信不通になるかもしれません。
テストライティングから報酬の支払いまでの間にメールの返信がなかなか返ってこない場合、サイトの管理者(クラウドワークスやランサーズなど)に問い合わせてみたほうが良いでしょう。
私はクラウドワークスでテストライティング後に音信不通になり、クラウドワークスに直接問い合わせたことがあります。
その後、クラウドワークスからクライアントに連絡してもらいテストライティング費用を支払ってもらったことがあります。
クライアントのメールの返信が遅い場合は、支払いされずにそのままトンズラされるケースもあるみたいなので、少し疑ったほうがいいかもしれません。
募集要項が詳しく書いていない
クライアントがライターを募集する際、
- どんな記事を書くのか
- どんな読者に読んでほしいか(ペルソナの設定)
- 報酬はどれくらいか
- どんなライターを希望しているのか
を募集要項に書いていることが一般的です。
しかし、募集要項が
- どんな記事を書くのか記載されていない
- やたらと初心者歓迎を推す
- 知識が増えて活躍の場が広がる
- 記事を書いていく内に書くスピードが早くなって収入アップ↑↑
など、募集要項とは関係のないことばかり書いている案件はかなり危険です。
これは初心者でも続けていけそうな案件だ!と思わせるために書いているのかな?と推測されます。
- どんな記事を書くのか明確に書かれていない
- どんなライターを希望しているのか書かれていない
このような案件は注意しましょう。
本人確認ができていないクライアント
本人確認や電話確認ができていないクライアントは特に注意しましょう。
クラウドワークスやランサーズでは、募集要項に依頼主の情報がわかるようになっています。
ランサーズでは、クライアント情報に下記のチェック項目があります。
- 本人確認
- 機密保持確認
- 電話確認
- ランサーズチェック
できればすべての項目にチェックが入っているアカウントが望ましいです。せめて『本人確認』『電話確認』はチェックされているアカウントを選びましょう。なにもチェックされていないアカウントはあまり信用しないほうがいいでしょう。
ランサーズの『本人確認』『機密保持確認』『電話確認』『ランサーズチェック』がどのようなものなのかは、下記のリンクをご覧ください。
クラウドソージングでは不正アカウントの取り締まりが強化されています。
違反行為をすればアカウントは強制的にロックさせています。
しかし、悪質なクライアントは、個人情報の登録を行わず、ライターを募集していることがあります。
理由は簡単でアカウントがロックされても、また新しいアカウントを登録できるからです。
事を探す時には、クライアントの個人情報や電話番号認証にチェックが入っているか必ず確認しましょう。
評価が低い
ネット通販で商品を買うとき、口コミや評価を見てどれを買うか決める人が多いでしょう。
クラウドソージングでの仕事も同じことが言えます。
仕事の案件が終われば、ライターはクライアントを評価することができます。
ライター案件を探す時に、クライアントの評価が低い案件は選ばないようにしましょう。
- 仕事が円滑に進まない
- コミュニケーションがうまくとれない
など様々な理由はありますが、いいクライアントではないな……となんとなくわかるでしょう。
クライアントの評価もしっかり見ておきましょう。
スキルが学べるや初心者歓迎など初心者を釣る言い回し
クラウドソージングサイトで仕事を探していると『初心者歓迎』『主婦募集』『隙間時間でOK』など書かれた案件が多数あります。
すべてが地雷案件というわけではないですが、中には悪質な仕事内容が混じっていることもあります。
特に、注意しておきたいのが
- コピーライティングのスキルを学びながら報酬がもらえる
- 楽しくスキルアップができる環境です
- たくさん書けばボーナスが出ます
- 難しいことは何もありません
などと書かれているものはかなりやばい気がします……
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今頑張れば、報酬がアップするかも
もし、あなたが地雷案件で激安単価の記事を書いていたとしましょう。
2500文字以上で30記事1万5000円。
もう記事を書くことを辞めたいとクライアントに言っても、あの手この手であなたを引き止めてくるでしょう。
だって、あなたは安い単価で記事を量産してくれるから。
- 「今がしんどいけど、頑張った分だけ単価上げます。」
- 「頑張れば月10万の報酬も可能です」
- 「あなたの記事は素晴らしいからいずれ編集に回ってもらいたいです。編集だと月20万も可能になりますよ」
など、今頑張れば収入アップできるかもしれません!と引き止めてくるでしょう。
そんなのは無視してもっといい案件を探しましょう。
私の場合、地雷案件だと気づき、辞めたいことを伝えましたが、引き止められました。
今頑張れば単価はどんどん上がっていくことを信じていました。
結果、上がってもせいぜい1記事50円程度。。。
それでも耐えて記事を書い続けましたが報酬アップはスズメの涙程度でした。
すべてのクライアントがブラック案件ではないでしょうが、そういう体験談もあるということを知ってほしいです。
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まとめ
悪質なクライアントは数多く存在します。
激安な記事を書き続けていてもモチベーションは下がる一方で、ライターを辞めたくなるかもしれません。
もし文字単価がかなり安い記事を書いているならすぐに辞めましょう。
そして良いクライアントに出会うために新しいWEBライターの仕事を探したほうがいいです。
良いクライアントは
- レスポンス(メールの返信)が早い
- マニュアルがしっかりしている
- ライターの意見に耳を傾けてくれる
- 支払い期日を守る
などが挙げられます。
地雷案件の確率が高いのをまとめます。
- テストライティングが異様に安い
- 初心者ライターにスカウトメールを送ってくる
- メールの返信が遅すぎる
- 募集要項が詳しく書いていない
- 本人確認ができていないクライアント
- 評価が低いクライアント
- 『スキルが学べる』『初心者歓迎』など初心者を釣る言い回し
- 今頑張れば報酬アップできるから頑張りましょうとなかなか辞めさせてくれない
上記のクライアントには特に注意しましょう。
激安な案件をこなしていても、収入が少なくモチベーションはどんどん下がって疲れが溜まるだけです。
激安な地雷案件はさっさとやめてしまって、別の案件を探しましょう。
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