連日テレビやネットニュースではコロナウイルスの話題ばかりです。
外出自粛で家で何か映画を見ようかなぁと思っている方は、2011年公開のコンテイジョンという映画をみてください。
世界中で感染が拡大しているコロナウイルスを予言したかのようなウイルスパニック映画です。
私がコンテイジョンをおすすめする理由は3つあります。
- コロナウイルスを軽視している人の抑止力になる
- 手洗いがいかに大事か再認識できる
- ワクチンが完成した後に起こりうる悲劇がわかる
コロナウイルスの流行はいつまで続くかわかりません。
連日コロナコロナで精神的に疲れているとは思いますが、最悪の自体を想定しておくにはみておいた方がいいなと思いました。
また、周りに外出している人がいたら、コンテイジョンを見るよう勧めてください。
※この記事はコンディションの映画自体を評価する記事ではありません。コロナウイルスと関連した内容を解説していきます。
~目次~
コンテイジョンあらすじ
コンテイジョンのあらすじは下記の通り。
- 主人公ミッチの奥さんベスは香港へ出張
- ベスは帰国後風邪の症状
- 同時に息子も風邪の症状
- 2日後に女性は痙攣して意識を失い、その後死亡
- 息子も同じ日に死亡
- その後ウイルス感染拡大
というウイルスのパンデミック映画です。
人気YouTuber『はじめしゃちょー』もおすすめしています。
予告編はこちら
ちなみに、公式サイトにあるあらすじは下記の通り
香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。謎のウイルス感染が発生したのだ。新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。
米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。国家が、医師が、そして家族を守るごく普通の人々が選んだ決断とは──?
引用元:コンテイジョン:ワーナーブラザーズ ジャパン
ベスや息子・ウイルスに感染した人たちは風邪の症状とよく似ています。
『咳が出る』『体がだるい』『倦怠感がある』など…
見た目はひどいくらいの風邪の症状?とみられてしまいます。
この症状はコロナウイルスと非常によく似ているなと思いました。
コンテイジョンのウイルスは致死率が25%〜30%で、コロナウイルスよりも高い設定になっています。
ちなみにコロナウイルスの致死率は国によって大きく差がありますが、世界平均で5.5%となっています。
参考元:先進国の油断に…コロナの世界致死率は5.5%|東亜日報
コンテイジョンのキャスト
ミッチ・エムホフ … マット・デイモン (内田 夕夜)
アラン・クラムウィディ … ジュード・ロウ (宮内 敦士)
エリス・チーヴァー博士 … ローレンス・フィッシュバーン (玄田 哲章)
ドクター・レオノーラ・オランテス … マリオン・コティヤール (冬馬 由美)
ドクター・エリン・ミアーズ … ケイト・ウィンスレット (林 真里花)
ベス・エムホフ … グウィネス・パルトロウ (本田 貴子)
ライル・ハガティ海軍少将 … ブライアン・クランストン (浦山 迅)
ドクター・アリー・ヘクストール … ジェニファー・イーリー (山像 かおり)
オーブリー・チーヴァー … サナ・レイサン (沢田 泉)
コンディションに出演したキャストがコロナウイルス拡散防止の動画をYouTubeにアップしています。
コンテイジョンの映画をみ終わってからこのYouTubeを見ると、キャストが言いたいことが本当に伝わってきます。
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コロナ流行っている今。コンテイジョンを絶対におすすめする理由
なぜコロナウイルスが流行っている今に、パニック映画のコンテイジョンが人気なのか?
それは、今のコロナウイルス拡大の状況を予言しているかのような映画だからです。
本当にびっくりします。
なんでここまで今の現状に似ている状況を作り出せたのか不思議です。
この映画は、ワクチンが開発された後の状況も描かれています。
映画前半の内容は今のコロナ拡大の状況に似ているので、コロナが収束したらこんな状況になるかもしれない…という感じで見ると、ゾッとします。
この映画を見終わった頃には、コロナウイルスに対する考え方が変わってきます。
手洗いがいかに大事かがわかる
- 人は毎分3〜5回顔に触れる
- その手でドアノブやボタン・お金・カードなどあらゆるものを触る
人はいろんなもの(媒介物)を触り、その触った手で1日に2000〜3000回顔を無意識に触っています。
2000〜3000回のうち、どれかにコロナウイルスがいたら…
ぞっとしてしまいます。
そして、この映画で一番重要視されていることは手洗いです。
厚生労働省は、手洗いの大切さを発信するとともに手の洗い方も動画で解説しています。
約9年前に作られた映画『コンディション』でも、ウイルスに対抗できる手段は手洗いだと言っていて、非常に信憑性がある映画だと感じました。
デマ情報拡散で商品がなくなることも的中
コロナウイルスの影響で『トイレットペーパー・ティッシュ・オムツがなくなる』というデマが広まって、一時期スーパーの棚から商品がなくなったことがありましたね。
コロナに効果があるサプリ(たぶん効果なし)のようなものまで発売されているそうです。
『コンテイジョン』でも同じようなことが起こります。
コンテイジョンでは、有名ブロガーがウイルスに効く商品(デマ)を拡散し、一般人の買い占めが殺到。商品棚は空っぽになる状況に…
なぜブロガーはその商品がウイルスに効くと言ったのか…それは映画を見ていただけたらなと思います。
SNSの拡散で商品がなくなるという現象はつい最近あったことなので、正直鳥肌が立ちました。
政府の対策が後手に回ることも的中
ウイルスが発見されてから、話し合いのシーンがあるんですが、これがまぁ国民の命を守ろうとしていない…
- マスコミに言う?
- ウイルス公表したら市民はなんて思うかな?
- 豚インフルの時は騒ぎすぎだったでしょ?
- ぶっちゃけ、そんなに感染しないんじゃね?
- 前回の発表大袈裟すぎたしな…
- 学校休校したら子供見る人いないよね?
- 休校難しいよね…
マジでウイルスに打ち勝とうという気はさらさらない。
前回の豚インフルでこけたからそんなに大袈裟に言わなくてもいいんじゃね?的は感じ。
最終的には都市がロックダウンするんですが、それに至るまでの決断も後手後手に回っていましたね。
あとは、病院のベッドが足りないからスタジアムにテント張ったりもして、日本もいつかこうなっちゃうのかな?と不安になりました。
人の弱みにつけ込んだ犯罪
コロナウイルスは長期の戦いになるでしょう。
そうなれば心身ともに疲れてしまい、情報に敏感になってしまいます。
空き巣・強盗・略奪・人を騙して金を取る
こういうことが起こりえるということです。
というか、日本のどこかですでに空き巣や新手の詐欺被害が起こっているかもしれません。
最近では子供が泥棒と鉢合わせするというニュースもあります。
休校中の子どもが留守番、泥棒と鉢合わせ 愛知で相次ぐ|朝日新聞
コンテイジョンでも略奪・強盗・騙しのシーンが結構あり、今後コロナウイルスと同じくらい注意していく必要があります。
ワクチンが完成した後の話
4月14日の時点で、世界の感染者は191万人を超えており、日本では7000人を超えています。
これからも感染者数が増え続けることは間違いありません。
感染者が増え続ける中でワクチンが完成したらどうなるのでしょうか。
- どの国が優先されるのか?
- 誰から優先して打っていくのか?
- 生産数はどれくらいなのか?
- アレルギーはでないのか?
ワクチンが完成しても、あなたに投与できるのはかなり先のはなしかもしれません。
どうしてもワクチンがほしい人に行き渡らない場合、最悪略奪される可能性もあります。
その辺のことがこのコンテイジョンはうまく描かれています。
正直、衝撃だったし、ありえるな…と感じました。
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まとめ
ウイルスの感染を阻止できるのは『手洗い』『人との接触を避ける』です。
日本を代表するYouTuberはじめしゃちょーも勧めているコンテイジョン。
コンテイジョンのキャストは手洗いと人との接触を避けることを訴えています。
もし、あなたの周りにコロナウイルスを軽視している人がいたら、コンテイジョンを見るよう勧めてください。
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